28歳公務員男が自治労共済をやめた理由 | ついでに職員組合もやめました

私事であるがこの度、採用1年目から約5年ほどお世話になった

「自治労共済」を解約した。

(正確にいえば、自治労共済の一部の団体生命共済と長期共済を解約した。)

 

この記事は、私が自治労共済を解約した主な3つの理由とりまとめた個人的備忘録である。
(また、同業者の皆様へのささやかな情報提供でもあるので参考になれば幸いだ。)

自治労共済(団体生命共済)は生命保障と医療保障がセットになった
公務員しか入れない大変お得な保険であるが、決して良い話ばかりではない。


「公務員限定だから」、「共済だから」と単なるイメージで信用し
加入保険を、自治労共済1本にしているような方(以前の私)はこの記事を
最後まで一読いただくことを強くオススメしたい。

さっそく結論から述べるが、私が自治労共済を解約した主な3つの理由は以下のとおりだ。

・ 割安であって最適ではない医療保障

・ 人間ドッグリスクを軽視した死亡保障

・ 一生公務員を前提とした保障制度

以降順を追って説明していく。

 

1.自治労共済の割安であって最適ではない医療保障

1.自治労共済の割安であって最適ではない医療保障

 

自治労共済は確かに安いが、その代償として民間保険ならあって当たり前の保障がいくつも抜け落ちている。

 

自治労共済は確かに安い。

同程度の生命保障と医療保障を民間保険で備えると、もう2、3千円ほど月額保険料が上がってしまうだろう。

しかしその代償として、民間保険ならあって当たり前の保障がいくつも抜け落ちており、その人にとって最適な保障であるとは限らない。

 

参考に、私が調べた自治労共済と大手民間医療保険の差をお示ししよう。

私が特に気になったものだけでも、保障内容にこれほどの違いがあるのだ。

1.複数回のがん診断保障がない

5回上限や条件付き回数無制限が主流な民間保険と比較して、自治労共済のがん診断給付金は1回限りと限定されている。

2.初期がん(上皮内新生物)のがん診断保障がない

自治労共済ではがんの種類によっては保障されないものがある。

3.がん通院への長期保障がない

がんの通院治療は1年を超える長期の期間になりがちだが、自治労共済では他の病気と同様の期間しか保障されない。

4.先進医療保障がない

健康保険適用外の高額な先進医療保障は、民間保険では付いていない方が珍しいものであるが、自治労共済には一切付いていない。

 

恐らくこのことに自覚的に自治労共済を選択している公務員は全体の1%以下だろう。

なぜなら、自治労共済の加入時期とは採用1年目の4月~5月であり、保険比較をする余裕などないからだ。

加入者の多くは「皆が入っている」、「共済の保険だから」、「何か一つ入るのに手頃だから」

大半がこのような理由で加入しているに過ぎない。

 

ただ安いからと、自治労共済は自分にとってもベストな保険と考えるのは危険だ。

自治労共済の保障内容は本当に自分にとって最適なメニューになっているのか?

保障が手厚「過ぎる」ものはないか? 逆に保障が手薄「過ぎる」ものはないか?

といった視点を持たずに、あなたにとって最適な保険を選ぶことなどできない。

2.自治労共済の人間ドッグリスクを軽視した死亡保障

2.自治労共済の人間ドッグリスクを軽視した死亡保障

 

自治労共済も他の民間生命保険と同様に、人間ドッグでひとたび「経過観察」となれば
以降の死亡保障の増額は一切できない。

 

しかし、共済側が「ライフステージごとの無駄のない保険料を」と謳っているところを見るに
そういったリスクには完全に無自覚のようだ。

 

一説によると、30歳男性の3人に1人は健康上一切問題がないとしても、医者の建前上は何らかの「経過観察」となる要因があるらしい。(胃、大腸の無害なポリープなど)

このことから、葬式代程度の死亡保障しか付けてこなかった独身男性(以前の私)が人間ドッグを受けた結果、自治労共済の増額も、民間保険の新規加入もできず、生命保険(死亡保障)について「詰む」可能性は決して少なくないといえるだろう。

 

「共済だから告知条件も緩いだろう」と思い込み

ひとまず死亡保障は共済だけで済ませ安心しきっていた私は実に愚かだったと思う。

 

前述した人間ドッグリスクを自覚した結果

現在、独身彼女なしであるものの、「一生独身かつ一生公務員でいる可能性が100%」と断言できないのもあって

ひとまず40代後半までを目処に月額2千円で補償額2,000万円の掛け捨て生命保険に入ることにした。

 

これさえあれば、前述の人間ドッグリスクへの対応

そして万が一将来的に事故や病気などで、健康上問題を抱えてしまった時でも

住宅ローンを組むために、必要な通称「団信」への加入の代わりにもできるので

かなりお得な買い物だったと思う。

 

保険が人生設計を狂わせかねない、「万が一」にこそ備えるものだとすれば

「20代男性公務員にとっての掛け捨て生命保険」はほとんどマストといっても良いだろう。

(・・・5年以上気づけなかった私が言うのもなんだが)

3.自治労共済の一生公務員を前提とした保障制度

3.自治労共済の一生公務員を前提とした保障制度

 

言うまでもないことだが、自治労共済は一生公務員であることを前提とした保障制度だ。

 

公務員しか加入できないので、万が一公務員を辞めてしまったらその瞬間保障は一切なくなるし

もし、自治労共済1本でやっていって、他の保険に新規加入できないような健康状態になってしまったら・・・

公務員を辞めることはかなり難しくなるだろう。

 

とはいえ、こんな話は公務員を辞めるつもりが1%もない人には全く関係ない話だ。
(私は変わり者だと思う。)

 

でも私は今後20年、30年と絶対に公務員であり続けることを前提として

保険を含めた人生プランを組み立てることに何ともいえない抵抗感がある。

 

今後この仕事は辛くなることはあれど、楽になることは絶対にない。

行政の仕事はより煩雑になることはあっても、減ることはまずないし

さまざまな課題を抱えるこの国で

高齢者や社会的弱者や外国人に、配慮に配慮を重ねて働かざるを得ないこの仕事は

今後ますます、辛く、厳しく、面倒くさいものになることは間違いない。

 

そんな中で将来、いまの時点では想像をつかないような人生の転機があったとき

保険「程度」のことに足を引っ張られるなんて冗談ではない。

私にとっては、自治労共済に依存しないこともまた

人生における保険、リスクヘッジの一つであるのだ。

自治労共済とついでに職員組合も辞めてみた結果

自治労共済とついでに職員組合も辞めてみた結果

 

思っていた以上のスッキリとした爽快感!!

なぜか単純に気分が良いというのが感想としては一番大きい。

 

加えて実益として、月額保険料も、組合とセットで辞めることで結果的に月2千円ほど割安になった。

 

自治労共済+職員組合  > 民間の生命保険、がん保険、医療保険

となったのは意外である。

自治労共済はお得だと思っていたが、組合費を含めて考えるとそう安くもなかったわけだ。

 

が、そういった金銭的なメリットが気にならないほどの爽快感である。

うまく言葉にできないのだが、もしもの時に取れる選択肢が一つ増えるというだけで

これほど心が軽くなるものなのかと驚いている。

 

私は数年以内に転職する気持ちは一切ないし、10年、20年先に転職する予定も全くない。

しかし、やろうと思えばできるということ。

少なくとも今後、保険の加入状況に人生の選択が邪魔されないということはとても精神的に気楽だ。

【結論:私がやったこと】公務員が最適な民間保険を選ぶ「最良の手段」とは?

【結論:私がやったこと】公務員が最適な民間保険を選ぶ「最良の手段」とは?

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

参考になったのなら幸いだ。

 

以降は、民間保険の加入を検討する気になった「お仲間への情報提供」である。

私が実際に、「自分にとって最適な民間保険を選んだ方法」をお伝えしようと思う。

 

公務員が民間保険に入る場合
・ネットで自分で調べる
・職場に来る保険セールスレディに相談する

この2つのやり方は全くオススメしない。

 

なぜかといえば

自分で調べると、難解な保険用語を把握し、数を多くの保険を比較検討する中で、間違いなく面倒くさくなって途中で挫折する

営業の紹介する保険には、その営業の人件費が含まれているため、ネット販売の保険と比較して相対的に割高だからだ。

 

自分で調べるのもダメ、人に聞くのもダメ、ではどうするのか?

 

私は、保険会社と利害関係がなく、純粋に複数の保険商品を比較検討して、私にとってベストなものを

提示してくれるサービスを「複数利用して」、提示された保険商品を比較し、総合的に決定した。

 

つまり、保険のプロに選んでもらったオススメ保険を見比べて、一番良さそうなものに決めたのだ。

 

今回検討するまで知らなかったのだが、今は生命保険であれ、医療保険であれ、一昔前の知り合いの紹介で入ったり、職場にきたセールスレディの紹介で入ったりするよりも、無料の保険相談を利用して、保険のプロであるFP(フィナンシャルプランナー)の紹介のものに入るのが主流のようだ。

ネット販売のみで人件費を節約し、保障内容の割に保険料が安い商品が色々とあるので、自分で探すより相談した方が手っ取り早いというのは確かに理に叶っている。

 

疑り深い公務員的に考えると、客観的に比較と言いつつ、特定の保険に着地点をもってくるのでは?と思わないでもなかったが

病院のセカンドオピニオンのように、複数のFPに相談すればその不安も解消される。

(保険相談会社は複数あるので、相談しようと思えばいくらでも無料で相談できるのだ。)

ちなみに、私の使った保険相談会社

店舗型がこのLIFULL

非店舗型で自宅に来てもらったのが保険のビュッフェ保険マンモスだ。

(ネットで少々調べ、まず間違いのなさそうな口コミ好評の大手を選択した。)

 

少々気になったので「名前+口コミや評判」で検索してみたが、分かり辛いサイトが多く

結局担当するFP次第なので相談会社に大した差異はなく、大手を選んでおけば間違いだろうという結論に達した。

 

特に保険のビュッフェ相談するだけでふるさと納税のような豪華な粗品(和牛とか) がもらえるので

相談時間を1時間として、無料で相談できてかつ時給が2,3千円もらえるならお得と考えるのも

インセンティブとしては有効だと思う。(私はそうやって自分を奮起させた)

公務員が保険相談をする最大の障害

公務員が保険相談をする最大の障害

 

公務員が保険相談をする上で、最大の障害がある

それは「めんどくさい」ことだ。

 

笑わないでほしい。

これは本当に切実な問題だ。

 

例えば、あなたはいまこの瞬間、スケジュール帳で空いている日を確認し

実際に保険相談会社の公式サイトにアクセスして、相談申し込みフォーラムに

住所氏名連絡先とか、相談内容の概要とか、希望する面談日を記入し

 

送信ボタンを押せるだろうか?

ちなみに私は、保険相談を検討してから

実際に申し込み完了するまで一ヶ月を要した。

 

保険に関する基本的な知識を身に着け、自分でも複数の保険を比較してみることで

相談前にFPの意見の適否を判断できるようになっておきたいと思ったのだ。

(結局ほとんど時間の無駄であったが・・・このような専門家との話の前にそのジャンルに多少精通しようとするのは我々の職業病だろう)

 

保険相談というのはネット通販と違って注文して終わりではない。

予約したらその日に、相談に行くか、もしくは来てもらわないといけない。

保険相談会社によって、こちらから店舗に行って相談する形式のところと
自宅や喫茶店、自分の職場など任意の場所に来てもらう形式のところがある。

 

予約し、行って(来てもらって)、相談する

これがとにかく面倒くさい。

 

我々公務員は職業柄、相談する以上、ちゃんと相談せねばと思ってしまい

「ただ、話を聞いてみたくてー」といった軽いノリで相談ができないので

自分の中で、相談に望むハードルをどんどん上げてしまうのだ。

(私の性格的なところも多分にあるだろうが、あなたはどうだろうか?)

 

私は何度も

しばらく今のまま(自治労共済1本)で良いかと

相談を先延ばしにしてしまった。

 

今になって思うと、四の五の言わずに

さっさと予約をしてしまえば良かった。

 

事件や事故に巻き込まれるのに前兆なんてないし

不幸はいつだって、予測しない形で、まさか自分がと思うようにやってくる。

 

ニュースになっている不幸な人たちも私達と同じように

明日は今日と良くも悪くも同じだと思って眠りについたはずである。

 

保険が万が一に備えるものである以上、どうせ備えるのならそれは1日でも早いに越したことはないのだ。

(後1日早く相談していればと一生後悔するリスクはゼロとはいえないだろう。)

 

とはいえ、今日だろうが、一ヶ月後だろうが、1年後だろうが

いつ加入しようが、ちょっと上がる保険料以外に大して差がないのが保険というものだ。

 

だからもう後はあなたの選択になるのだと思う。

 

ちなみに、私の使った保険相談会社

店舗型がこのLIFULL

非店舗型で自宅に来てもらったのが保険のビュッフェ保険マンモスだ。

(ネットで少々調べ、まず間違いのなさそうな口コミ好評の大手を選択した。)

 

少々気になったので「名前+口コミや評判」で検索してみたが、分かり辛いサイトが多く

結局担当するFP次第なので相談会社に大した差異はなく、大手を選んでおけば間違いだろうという結論に達した。

 

特に保険のビュッフェ相談するだけでふるさと納税のような豪華な粗品(和牛とか) がもらえるので

相談時間を1時間として、無料で相談できてかつ時給が2,3千円もらえるならお得と考えるのも

インセンティブとしては有効だと思う。(私はそうやって自分を奮起させた)


スポンサードリンク
公務員が月収1万円を稼ぐホームページをたった2時間で作った話

→ 保険料の節約、積立による貯蓄には限界がある、将来のリスクを考えると公務員でも出来る副業の一つでもやっておくべきだろう(私もこれを参考に既に始めている)